幼稚園のご近所さんの庭にキンモクセイの木があり、毎年その香りに秋の深まりを感じています。地球温暖化の影響で少しずつ季節の移り変わりの様子も変化しているのでしょうか?今年はキンモクセイの香りに包まれるのが幾分遅かったように感じています。
超大型と言われた台風19号も地球温暖化の影響ではないかと言われており、“これまで経験したことのない台風”が、これからは毎年訪れてもおかしくないとも言われています。自然災害は私たちにはどうすることもできませんが、温暖化防止については何かできることがあるように思います。一人ひとりの小さな積み重ねが大きな力になるよう、できることから取り組んでいかなければと改めて実感しています。クラスでの子どもたちとこの災害についての話し合いの中では、「おてがみをかいておくりたい」「みんなでおいのりしたらいい」「げんきだしてほしい」「けんきんをおくってあげたらいい」「じぶんのふくをとどけてあげる」とそれぞれが感じたことを伝え合い、被災された方々に心を寄せ悲しみや苦しみを分かち合いました。また、「かみさま ふくしまがたいへんです ふくしまのひとたちをまもってください」と、子どもたちが自らの言葉でお祈りをしたクラスもありました。台風19号で被害に遭われた方々、不安の中で避難を余儀なくされている方々に心よりお見舞い申し上げます。神さまのお守りとお導きの中、被災された方々の安全が守られますように、復旧が進みますようにお祈りしております。

 自然災害の心傷むニュースもありましたが、嬉しいニュースもありました。この度、日本で初めて行われたラグビーワールドカップ。日本は勝利することが難しいとされていた強豪国に勝ち、ベスト8まで進むことができました。アイルランド戦で勝利した日本選手の、「誰も勝つと思ってないし……自分たちは自分を信じて準備してきた。」という言葉が心に残り、信じる力、チームが一つになる力、声援の偉大さを感じたワールドカップでした。ラグビーの試合を見ていた子どもたちの中には、選手の活躍はもちろんのこと、試合が終わった時の選手や観客の歓喜にあふれ興奮した様子に、心動かされた子どももいたようでした。また、ノーベル化学賞を受賞した吉野さんが子どもたちへのメッセージを求められ、「いろんなことに関心を持って、好奇心を持って何でもいいから幅を広げていく。是非、好奇心を持って日々過ごして欲しい」とおっしゃった言葉がとても印象的でした。聖モニカ幼稚園の子どもたちは、好奇心にあふれています。友だちとの人間関係がより深まっていくこれからも、神さまのお恵みの中で安心して過ごし、いろいろなことに出会い、好奇心旺盛にのびやかに活動し、心を奮わせてほしいと願っています。

園長 松尾 栄理香