各地で真夏日となり異常気象ともいえる日が続きました。この時期は、まだ空気が乾燥しているため、暑さの中にも吹く風の心地よさを感じたり、日陰に入ってひんやり感を味わったりしていますが、梅雨入りまで後どれくらいでしょうか?
子どもたちにとって、心と体を開放させて、戸外でのびのびと活動できる季節がやってきました。子どもたちが、水と戯れるときの表情は何とも言えません。眩しい太陽のひかり以上にキラキラ輝いています。そんな子どもたちの姿を見ると、「笑顔ですごせる平和な時が続きますように…」と心から願います。どろんこ遊び、水遊びをする機会が多くなり、毎日、衣類や靴の汚れものが続出です。幼稚園で洗える場合もありますが、お家での洗濯物が増えている方もいらっしゃると思います。子どもたちが、『たのしい!!』『きもちいい!!』『またやりたい!!』と思えた瞬間がたくさんあったことに心を寄せて、
子どもたちを迎えていただけると嬉しいです。

戸外では、三輪車に乗ることも子どもたちの楽しみの一つです。幼稚園には二人乗りの物、大・小の3種類があります。二人乗りや大きい三輪車は争奪戦になることが多く、子どもたちなりにどうやったら乗れるか、何と言ったら代わってもらえるか、毎日試行錯誤しています。“園庭を〇周回ったら代わる”“時計の針が〇になったら代わる“と幾つか提案したり、約束ごとを決めてみたりしています。中には、「先生から言って」と早々に保育者を頼る姿もあります。「代わってと言っても、代わってもらえなかった」「今乗ったところだから代われない」と思いは複雑です。乗っている子どもも、どのタイミングで自分の気持ちと折り合いをつけるのか、悩むところです。子どもたち、一人ひとりの気持ちを受け止めつつ、保育者が主導者にならないで、子どもたち自身が、友だちのいろいろな思いに気づき、考え、工夫して、限られた遊具をみんなで共有できるように支えていきたいと思います。
三輪車も乗り方や楽しみ方はそれぞれです。先日、運転席は無人で後部座席に友だちが乗った二人乗り三輪車を押している子どもの姿を見ました。しばらく様子をみていると、少し押してはハンドルを切り、また少し押してはハンドルを切っています。ハンドルを操作する人がいないので、まっすぐには進みません。それでも、三輪車に乗っている子どもも、押している子どもも大変そうだけど楽しそうでした。3歳児なので、友だちを乗せてこぐことは難しいけれど、友だちのためと一生懸命な姿に、心を動かされました。子どもってすばらしい!!
                                                          松尾 栄理香