広島の梅雨明けは、例年7月20日前後ですが、梅雨の中休みともなるとにはサンサンと太陽の光が降りそそぐ7月。本格的な夏の到来です。終園式を迎える頃には、蝉の鳴き声が聞かれることでしょう。
 先日は、大阪で大きな地震がありました。幼い命も含め数人の方がお亡くなりになりました。ご冥福をお祈りすると共に、被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。自然災害は、いつ何時やってくるか分かりませんが、今一度、危機管理意識を高め、守れるべき命は守れるよう努めて参りたいと思います。
 新年度が始まって、3か月が経ちました。新しい環境にようやく慣れた頃に、園舎改築のために、保育室の引っ越しがありました。併せて園庭も、私たちが思っていた以上に狭くなり、窮屈さを感じる中での保育がスタートしました。子どもたちにとっても、保育者にとってもこれまでと環境ががらりと変わり、戸惑う場面もたくさんありますが、窮屈な中での出会いや発見を大切にしながら、園舎の完成を楽しみに待ちたいと思います。
 いろいろと環境の変化がある中、日々の保育で、子どもたちはいろいろな経験を乗り越えた一学期でした。先生や友だちとの出会いがあり、共に生活するうちに他者を知り、人を好きになり、安心できる人や居場所を見つけることができるようになりました。その経験から人を信じる気持ちや大切にする気持ちが芽生えてきたのではないでしょうか。「あしたもあそぼうね」という言葉をよく耳にするようになりました。そんな風に言われると、返す言葉は「うんそうだね。あしたもいっしょにあそぼうね。」となり、何気ない会話のようですが、明日につながる未来があり、その未来を楽しみに降園していく子どもたちに、心の成長を感じ、うれしい気持ちが溢れます。
 7月7日は七夕ですね。先日、某複合商業施設のイベントに参加するため、子どもたちから七夕のねがいごとメッセージを預かりました。「おもちゃがほしい」「さかなになりたい」「プリンセスになりたい」などは3歳児。4歳児は「スイミングでおよげるようになりたい」「むしがとれますように…」。5歳児になると「けーきやさんになりたい」「やきゅうのせんしゅになりたい」年齢を重ねるうち、具体的な目標や職業が明確になってくることを感じます。毎年、子どもたちの願い事にふれながら自分の幼少期を思い出しています。今年の七夕には、きれいな星空が見られることを願っています。
                                                      ☆園長 松尾 栄理香